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DEEP DRIVER ほんとうにやりたいことを言語化する方法
BOW BOOKS 030

DEEP DRIVER

ほんとうにやりたいことを言語化する方法
著者
古川 武士

装丁 池上幸一 図版 トモエキコウ(荒井雅美)

ジャンル
ビジネス ライフスタイル 
判型
四六判並製
ISBN
9784502525711
頁数
296ページ
発売日
2024.11.01
定価
2420円(税込)

紹介

「私の人生、このままで、ほんとうにいいんだろうか?」
ディープドライバー(あなたを突き動かす「やる気」の源泉)につながれば、就職、転職、起業、副業の迷いはすべて解決します。

執筆著書累計120万部突破の習慣化コンサルタントが満を持して放つ、人生を変える習慣化の究極のメソッド

「このままの人生で本当によいのだろうか?」
これは、誰しもが人生のある時期に、向き合う必要がある、葛藤だ。
それは、究極的には、「自分は何者で、どういう人生を生きたいのだろうか?」という問いだ。それに対し、自分なりの答えを探求していくのが、本書のテーマである。

「自分の個性を生かした生き方がしたい」
「自分の転職とは何か、ずっと考えている」
「新卒で入る会社はどんなところがいいか」
「少しでも人のためになる仕事がしたい」
「今の仕事がずれているような気がする」
「勤め人を辞めていつか独立したい」
「家庭の中のことだけで一生を終わりたくない」
「定年をバネとして、次のステージに進みたい」
「自分が生きていることの本質へと近づきたい」

特に、現在、次のような課題を抱えている人にとっては、役に立つ。
1 このままの人生で本当によいのだろうか? と答えを模索している。
2 転職、副業、起業を考えているが、何をしたいのかわからない。
3 今いる職場や環境を変えずに、やる気を再燃したい。

自分を突き動かす動機の源泉を見つけて(フェーズ1)、なりたい未来を具体化し(フェーズ2)、それに向けた行動を特定し、習慣化する(フェーズ3)。
この3つの大きなステップを、豊富なワークシートとともに、実践的に指導する本書は、著書累計120万部の第一人者、習慣化コンサルタントの古川武士氏の集大成とも言える人生の習慣化メソッドを公開する、貴重な1冊!

目次

はじめに

第1部 なぜ、ディープドライバーか?

あなたと突き動かす動機の源泉、それがディープドライバー
やりたいことは変わるが、源泉は変わらない!
これからの時代、絶対に欠かせない「自分の選択基準」
ディープドライバーと似て非なるもの
①強制力や義務感など外発的な働きかけがないと失速する「やる気」
②他人から褒められたり評価されないとがなくなる「やる気」
③一時的な好奇心や新鮮さ、変化ですぐに飽きるもの
④強み、才能と評価されているが、やっていて疲れるもの
⑤過去の体験の最奥に動詞の共通項が見つからないもの
ディープドライバーは、自分発、他者行きの動機
ディープドライバーを見つける5つの効用
ディープドライバーにつながるための12のマインドセット
Case 1 理想の会社でも自分の価値が見出せなかった4年目からの転換

第2部 あなたを突き動かす動機から始めるディープドライバーメソッド

ディープドライバーメソッドの全体像
フェーズ1 何がしたい? ディープドライバーを見つける
ディープドライバー発見の3ステップ
ステップ1 抽出する 5つの発見法から書き出す
ディープドライバー5つの発見法法1「熱中体験」から探る
ディープドライバー5つの発見法2「好き」から探る
ディープドライバー5つの発見法3「嫌い」から探る
ディープドライバー5つの発見法4「リスト」から探る
ディープドライバー5つの発見法5「問い」から探る
ステップ2 言語化する 動機の解像度を高める
1 キーワードをマッピングする
2 名詞を動詞に変えてみる
3 自分のテーマ、主題(名詞)を出す
4 テーマと動詞を掛け算する
5 何のために(目的語)を加える
6 すべてを繋げて文章化する
ステップ3 結晶化する 1枚にまとめていく
ディープドライバーマップ 書き方例
Driver 結晶化のための書き方ガイド
Case 2 40歳からの研究者から獣医師への挑戦

フェーズ2 どうなりたい? Future / Relationを描く
Future 未来の方向性 どうなりたいのか?
未来の方向性 3つの時間軸
究極の未来  究極どうなればいいか?
理想の3年後 制限がなければどうなっていたいか?
最高の1年後 最高の1年後はどんな状態か?
Futureマップを作る
Relation 豊かな関係性 どのような関係をつくりたいか?
誰と一緒に実現するのか、どのような人と関係をつくるのか?
Relationマップを作る
Case 3 研究と実践を軸に長野で研究員とコンサルタント

フェーズ3 どう動くか?行動ジャーナルを始めよう!
答えは内側にあるが、運命を変えるきっかけは外側にある
行動ジャーナリングは、Goal-Action-Habitを書く
Goal 理想から真の目標を絞り込む
Action 効果的な行動を絞り込む
Habit 週次、日次、月次と関係のバランスを盛り込む
CASE4 村人Bから複業家へ転身

第3部 本当に変わるには?「人生が変わる習慣化」

あなたの人生は「習慣の積み重ね」によって形づくられている
一度やって終わりではなく、習慣
自分に問いかける質問を変えていく
自分を変える上で知っておきたい3つの心理学理論
1 変化を避けていつも通りを維持したい(恒常性理論)
2 理想と現実に矛盾があるときどちらかに統一しようとする(認知的不協和理論)
3 言語化することで、人の意識・行動は変化していく(神経言語プログラミング(NLP)理論)
持ち味を活かすという生き方
自分が好きで人の役に立てる最高の「はまる場所」

おわりに

付録❶ 自分が見つかる名言集
付録❷ ディープドライバーメソッド・ワークシート一覧

著者

古川 武士

Furukawa Takeshi

習慣化コンサルティング株式会社代表取締役。

1977年、大阪府生まれ。関西大学卒業後、日立製作所などを経て2006年に独立。

約5万人のビジネスパーソンの育成と1千人以上の個人コンサルティングの経験から「続ける習慣」がもっとも重要なテーマと考え、日本で唯一の習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。オリジナルの習慣化理論・技術を基に、「多様性が溢れる中で、個性を輝かせる」をミッションに、個人向けの「習慣化の学校」、法人向けの「行動変容型研修」などを提供している。

NHK「あさイチ」「ごごナマ」、TBS「情報7daysニュースキャスター」など250以上のTV、ラジオ、雑誌に出演。著書は、習慣化に特化したテーマでこれまでに24冊を出版、累計120万部を超え、中国、韓国、タイ、ベエトナム、インドネシア、マレーシアでも翻訳出版され、中国廈門では6千名規模の講演を行った。