紹介
コンサルのノウハウ本がこんなに溢れているのに、
なぜ、コンサルタントと同じスキルが身につかないのか?
その答えは「脳の鍛え方」にあった!?
本書で学ぶ三大基本スキル(日本語、論理、コミュニケーション)なしに、他のスキルは身につきません。
すべての人に、人生を変える「コンサル脳」を。錬成ドリル付き!
目次
はじめに
序章
1│コンサル人気の理由
2│コンサルタントの市場価値
3│コンサルティングファーム出身者の市場価値はなぜ高いのか?
4│基礎的なビジネススキルをどうやって身につけるのか?
第1部│コンサル脳をつくる三大基本スキル
1 コンサルタントの三種の神器
2 ビジネスパーソンが、日本語、論理、コミュニケーションを改めて学ぶべき理由
1 日本語力
1│ビジネス的に正しい日本語の原則を知る
文に多義性を生じさせる原因 ① 単語の抽象度が高い
文に多義性を生じさせる原因 ② 5W1Hを具体的に示さない
文に多義性を生じさせる原因 ③ 「一文一義」になっていない
文に多義性を生じさせる原因 ④ 修飾の順序が不適切
2│よりわかりやすい文にする
わかりやすい文のテクニック ① 読点を適切に打つ
わかりやすい文のテクニック ② 助詞を適切に用いる
3│「文」を繋いで、「文章」にする
4│「文章」を論理的に構成する
2 論理力
1│ロジックツリーによって、説得力ある文章に組み立てる
1 グルーピングする際は、MECEかつ、情報の粒度を一致させる
2 ロジックツリーを作成する
3 ロジックツリーを検証する
4 イシューツリーにしてみる
2│論理学の基礎を用いる
1 演繹推論(ディダクション)
2 帰納推論(インダクション)
3 仮説推論(アブダクション)
3 コミュニケーション力
1│なぜ、伝わらないのか?
1 メッセージに含めるべき内容を自分の中で明らかにする
2 どの部分が伝わっていないのか?
3 論理のありがちな落とし穴
2│人はどんなときに動くのか?
3│アリストテレスの弁論術に説得の技法を学ぶ
1 エトスによる説得の技法
2 ロゴスによる説得の技法
3 パトスによる説得の技法
4 学び方を学ぶ
第2部│コンサル脳を鍛える錬成ドリル
錬成ドリル│日本語編
錬成ドリル│論理編
錬成ドリル│コミュニケーション編
コンサル脳を鍛える10冊
あとがき
著者
BOW'S EYE
この二十年ほど、戦略コンサルティングのスキルやツールの本は書店に溢れていて、ノウハウはダダ漏れ状態にあります。にもかかわらず、コンサルティングファームにいた人の方が、一般ビジネスパーソンよりもビジネススキルが高いことが多い。その違いを生むのは何か? 本書は、BCG(ボストン コンサルティング グループ)、アクセンチュアのコンサルタントとして、20年間、後進の指導にもあたってきた著者が、クライアントからの要請も受けて、一般ビジネスパーソンのコンサルティングスキル養成トレーニングを行う中で見出してきた、コンサルタントと他の違いを生む根源とも言える基本スキルを、はじめて公開するものです。 いったいそれは? なんと、「日本語力」「論理力」「コミュニケーション力」の3つだけ! ① コンサルの日本語力 思考の基盤である日本語の運用に対する感度を上げることによって、抽象的な考えを具体化する ② コンサルの論理力 輪郭のはっきりした考えや情報を目的に沿って論理的に整理することで、説得力のある主張をつくる ③ コンサルのコミュニケーション力 論理的に整理された主張を、相手の性質や置かれた状況を踏まえた形で伝える なんだそれだけか、と思われるかもしれませんが、同時に筆者は、スキルの中身だけでなくその鍛え方が重要だ、と説きます。それが「コンサル脳」の鍛え方です! 本書では、錬成ドリルという形で、より実践的に、すべての人がコンサル脳を鍛えることができるようになることを目指しております。関連書籍
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