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BOW BOOKSの書籍

ミレニアル・スタートアップ 新しい価値観で動く社会と会社
BOW BOOKS 002

ミレニアル・スタートアップ

新しい価値観で動く社会と会社
著者
裙本理人

ブックデザイン 加藤賢策

ジャンル
ビジネス ライフスタイル 
判型
四六判
ISBN
9784502403019
頁数
208ページ
発売日
2021.10.26
定価
1650円(税込)

紹介

若い世代を率いる次世代リーダーが大切にしていること

創業3年11ヶ月でマザーズ上場。 創業6年の2期目で時価総額1000億円超!(2021年7月現在)
注目の再生医療スタートアップが大切にしていること。
それは、それまでのベンチャーとは明らかに異なる、ミレニアル世代の価値観だった!
では、その価値観とは?
若い世代を率いる次世代リーダーの条件とは?

「求めているのは、目先の利益ではなく、社会提供する価値です」
そう語る若きリーダーの真摯な姿に、一目惚れして、その場で社外取締役を引き受けた。
彼らは未来のGoogleになる!

元google本社副社長 兼 Google日本名誉会長 村上憲郎氏推薦

本書は、ミレニアル世代の起業家が語る、新しい経営論です。コロナ前からすでにスタートしていたアフターコロナの起業の仕方、働き方、生き方がここにあります。(以下、本文より抜粋)

・最初に、自分なりの幸せを定義する。その幸せを満たすためのツールとして、仕事を考えることだ。
・お金は、仕事をする理由の重要な一つではあるが、すべてではない。やはり
①仕事を通じて自分自身が成長すること
②出会いの幅が広がること
この二つが、僕たちが仕事に求める大きなものではないだろうか。
・売上とは世の中に提供した価値の対価だ。世の中に提供した価値の対価なのだから、売上を求めることは悪いことではない。
・重要なのは、お金を持っていることではない。お金をどのように、何に使うかということ
・今、僕自身は会社で社長をやっているけれど、それは役割が社長というだけであり、社長がいちばん偉いということでは決してないし、全くそう思ってもいない。
・僕らの時代の組織で大切にすべきことは「フラット化」、「変幻自在」、そして、もうひとつが、「透明化」だ。

セルソース株式会社
東京都渋谷区に本社を置く急成長のバイオベンチャー。再生医療関連事業を展開し、医療機関向けに、関連する法規対応のサポートや脂肪由来幹細胞・血液等の加工受託サービスを提供している。
2019年東証マザーズ上場。無借金経営。

目次

セッション1 ミレニアル・スタートアップのはじめ方
ステップ①幸せと成功を定義する
ステップ②ビジネスプランを考える
ステップ③会社を組織する
ステップ④社長の仕事をする

セッション2 ミレニアル・ライフスタイリング
ファクター①仕事観
ファクター②お金観
ファクター③仲間観

セッション3 ミレニアル・シンキング

著者

裙本理人

TSUMAMOTO MASATO

セルソース株式会社 代表取締役社長CEO

1982年生まれ、兵庫県出身。2005年神戸大学発達科学部卒業。同年、住友商事株式会社に入社しロシア・北米地域の木材資源関連ビジネスを担当。2007年よりロシア サンクトペテルブルグ大学にロシア語学研修生として留学。その後、極東のプラスタンにて、ロシア最大級の木材加工工場立ち上げプロジェクトに従事。商社の最前線でさまざまな情報に触れる中で、これからの社会における医療の可能性と必要性に着目。その中でも臨床の段階に進み始めたばかりである再生医療の分野での挑戦を決意。

2014年、再生医療等安全性確保法が施行されるタイミングで住友商事を退職し、再生医療関連の事業をスタート。2015年、セルソース株式会社を共同で立ち上げ、代表取締役に就任。2019年、創業3年11ヶ月で東証マザーズ市場に上場。真に社会から必要とされる事業創りに邁進している。趣味はトライアスロン。

個人webはこちら

 

メッセージ

今日、新型コロナによる影響で、社会の前提は強制的にゼロリセットされたと考えてもいいと思います。確実に、そしてものすごい速さで、新しい価値観をベースとした社会が形成されてきています。人生も、ビジネスも、考え方も、価値観も、全てをアップデートする必要に迫られているのです。
このような中で、僕たち、ミレニアル世代が牽引するスタートアップも増えてきました。

社会環境の変化とそれに応じた新しい価値観。それに応じた経営手法や考え方。

本書は、ミレニアルスタートアップでは当たり前のように意識され実践されているこれらについて、記したものですが、といっても、起業や会社経営のテクニック本ではなく、どちらかというと僕自身の心の声や、これまでの人生の軸となってきた考え方を整理し、言語化したものです。ミレニアル世代やその下のz世代の若い方々はもちろん、その上司や親ごさんにとっても、理解と希望をもたらすものとなればうれしいです。

BOW'S EYE

本書の推薦者であり、著者の会社の社外役員でもある、元グーグル本社副社長の村上憲郎氏と同様、干場も、著者の裙本氏の、これまでのベンチャー起業家や最近のコンサル系の若者とは全く異なる、ピュアな様子に一目惚れして本を依頼しました。勝間さんとは真逆のタイプですが、勝間さんと出会ったときと同様の感動がありました。ミレニアルと呼ばれる若い世代の価値観を理解することができ、かれらがつくるこれからの日本に希望がもてます。