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BOOKS

BOW BOOKSの書籍

AI時代のキャリア生存戦略
BOW BOOKS 006

AI時代のキャリア生存戦略

著者
倉嶌洋輔

漫画 斎藤邦雄  装丁 加藤賢策

ジャンル
ソーシャルイシュー ビジネス ライフスタイル 
判型
A5判変型 並製
ISBN
9784502422614
頁数
248ページ
発売日
2022.01.28
定価
1760円(税込)

紹介

第1戦略 高台(AIが代替しにくい職)に逃げるか、              
第2戦略 頑丈な堤防(複数領域のスキルをもつを築くか、
第3戦略 それとも波に乗る(AIを活用し新しい職を創る)か?

2032年のあなたは?

AI化の高波にテクノ失業しないために、今からできる、ぼくらのサバイバル戦略!
本当にやりたいことを見つけるワークから超初心者のための“AI”づくり超ガイドまで。

テクノロジーの進化で人の職業が消失したり、形を変えていく中で、「私たち」や「子{供たち」の世代がいま、仕事をどのように捉え直し、どうやって自らを変化させて生き残るべきなのか、その戦略を、現在の職業領域を低スキル型・中スキル型・高スキル型と分類し、各カテゴリの人に推奨される3種類の戦略を、漫画を交えて親しみやすく解説する。

併せて、AIの原理を超初心者のために易しく解説。すぐに試用できるアプリやサイトの紹介、事例紹介によって自分にもできそうだ、すぐにやってみようかと、自社にも導入してみよう、という気にさせられる。AI/DXコンサルティングと個人向けの情報発信を行う著者ならではの、親しみやすく実用性をともなう構成となっている。

◉本書は、次のような方にお勧めです。

❶自分が本当にやりたいことに立ち戻って、仕事を選びたい、選び直したい
→第2章へ。ポイントは、人間ならではの癒やしや気遣いの必要な仕事。
❷AIに代替されないキャリアプランを考えたい。
→第3章へ。ポイントは、B(ビジネス)T(テクノロジー)C(クリエイティブ)の3領域の2つ以上のスキルを身につけること。AIは1つの領域に特化して創られるから。
❸AIを自社や自分の仕事に導入したい。
→第4章へ。ポイントは、WHY(目的)から考えること。著者考案のディープ・バリューチェーン分析で、コストとペイン、データの3要素から、AI化が有効な業務領域を見つける。



目次

はじめに
「魔法の時代」と「魔法への対抗策」13

第1章
「テクノ失業」の波と3つの生存戦略27

キャリア戦略の練り直しの必要性33
低・中・高スキルの職業分類と3つの生存戦略71

第2章
戦略1 安全な職に逃げる 高台に逃げる退避戦略83

低スキル型職業の現状と退避戦略87
どうやって、AIが代替しづらい職業を選んだらいいのか?94

第3章
戦略2 複数領域を横断する 防波堤を築く防御戦略119

中スキル型職業の現状と防波堤戦略125
経験がものをいう専門職なら安泰か?125
どのように、越境し、横断していけばいいのか?141

第4章
戦略3 AIを味方につける 時流に乗る、波乗り戦略165

高スキル型職業の現状と波乗り戦略171
AIを生かす3つの型と重要な倫理観180
意外と簡単!? AIの原理を理解する189
どんなAIを創るか? 企画のゴールデン・サークル202

第5章
AI時代の情報収集術 変化の激しい時代のあるべき生き方221

終わりに
良くも悪くも進むテクノロジーの進化237

著者

倉嶌洋輔

Kurashima Yousuke

株式会社Focus on代表取締役
DX/AIコンサルタト、Tech系YouTuber(Techサプリ)
1985年生まれ。明治学院大学法学部、グロービス経営大学院卒(MBA)。
ワークスアプリケーションズのインターン時にプログラミングと出会い、インターンの上位成績者として入社資格を得て同社にエンジニア職で入社。その後、スマホアプリのベンチャー企業やSEの企業でTech領域の知見を広げる。MBAをきっかけに、2017年にコンサルタントとして独立。
IT系証券企業やグルメレビューサービス企業、東大系AIベンチャー等の事案でのコンサルタンティングや、一般向けにはTech系の情報発信を行い、個人・企業のTech系の底上げや先進化に従事している。

BOW'S EYE

本書は、NewsPicks の NewSchool でわたしが開催させていただいた3ヶ月にわたる著者養成集中講座「次世代ビジネス書著者発掘プロジェクト」の修了生の中からわたしの方でオファーさせていただいた企画から生まれた。NewSchool 「次世代ビジネス書著者発掘プロジェクト」から誕生した新人著者第一号だ。 そのタイトルと、著者自身の経験に基づく実践的な内容に惹かれた。研究者や専門家、評論家による類書は少なくないが、生存戦略がまさに自分事である30代による等身大の情報共有の本は多くはない。本書を読むと、AIを恐れることも、過信することも、いずれも意味がないことがわかる。現時点におけるAIの得意なこと、苦手なこと……AIに対する理解が自然に深まることも、本書の大きなメリットだ。