松本和也
Matsumoto Kazuya
プレゼン・スピーチコンサルタント 元NHKアナウンサー
兵庫県神戸市生まれ。私立灘高校、京都大学経済学部を卒業後、1991年、NHKにアナウンサーとして入局。奈良・福井の各放送局を経て、1999年、東京アナウンス室に。
主な担当番組は、「ひるどき日本列島」(2001~2002)、「英語でしゃべらナイト」(2001~2007)、「NHKのど自慢」(2010~2011)司会、「NHK紅白歌合戦」総合司会(2007,2008)、「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」(2006~2012)、「NHKスペシャル」(多数)ナレーション、「シドニーパラリンピック開・閉会式」実況など。
2016年6月退職。同年7月から「株式会社マツモトメソッド」代表取締役。ビジネスで必要な「理解しやすく」「説得力のある」伝え方を徹底的に磨く指導が特徴。
話し方はもちろん、原稿・スライドの構成までトータルでサポート。金融・製造・保険等経済界のリーダー層を中心に、医療関係者、士業、政治家の方など、表面だけ美しい話し方では通用しない過酷な現場を支える皆さんの指導を行っている。マンツーマン指導を基本として、講演・研修・ワークショップなどにも対応。
2019年には、「週刊東洋経済」で、コラム「必ず伝わる最強の話術」を1年にわたり連載した。コロナ禍以降は、「オンラインでの伝え方」のセミナーも多数開催。テレビ司会の豊富な経験から得た、画面越しに伝える実践的なノウハウが好評を博している。
著書に、「心に届く話し方65のルール」 ダイヤモンド社 2017年
URL 株式会社マツモトメソッド https://matsumotomethod.com
メッセージ
巷には、「話し方」の本があふれているようでいて、実は、「まとまった話をしっかり効果的に伝える技術」、すなわち、「プレゼンテーションやスピーチ全体の完成度」を向上させるには、どのような手順をふんで、どれくらいのことをすればいいのか、その具体的な方法を書いたものは、ありそうでない。
そのことに気がついたとき、これは、ぜひ、多くの方にお知らせしなければ、と思いました。
最近は、企業のトップや広報、技術開発などの方々が、社員や株主に対してはもちろん、お客さまに向けてメッセージを送る機会、それが公開される機会が増えてきました。一般的なビジネスパーソンでも、会議や営業先でプレゼンやまとまった意見を求められる機会が増し、その傾向は、テレワークが広がり、オンラインでの会議が日常化するなかで、ますます高まっているようです。
この本は、人前で(あるいは、マイクの前、カメラの前で)、まとまった話をする機会、プレゼンテーションやスピーチをする際の具体的なテクニックを集めています。とにかく実践できることを書いたつもりです。話し方は下手でもいい、でも、「伝える」ために必要なことを書いたつもりです。