紹介
高校生から社会人まで
「起業」に興味を持ったら最初に読む本!
マッキンゼーなどを経てVCを設立、これまで70社以上の起業、事業開発や投資育成の現場に直接参画、大学でも教鞭を執る古我知史氏が、高校生にむけて、智慧と情報をシェアし、アントレプレナーシップの覚醒を促す本書。内容的には、大学生はもちろん、起業独立を考えている20代、30代の若いビジネスパーソンにも十分通用するものです。
具体的には、起業するにあたって必要な精神、アントレプレナーシップから、ベンチャーのライフサイクル、そして、ベンチャーをはじめるにあたって必要となる、ビジョンと着眼・突入・徹底の3ステップ、ビジネスチャンスの見つけ方、ビジネスモデルの作り方の基礎まで。身近な例を挙げながら、全くの素人にもわかるように解説!
目次
はじめに
第1講 アントレプレナーの勧め
ベンチャー? スタートアップ?
挑戦せよ。そして、早く失敗せよ。
人生を決める選択の二つの基準
誰が世界を動かす人になるのか?
ベンチャーには本拠地がある
資本主義を理解する
何が経営資源を引き寄せるか?
第1講 KEY POINT
第2講 ベンチャーのライフサイクル
最初はみんなベンチャーだった!
ベンチャーの成長曲線はS字カーブ
シーズステージからスタートアップ前夜まで
エンジェル投資家に投資を依頼する
スタートアップを待ち受ける三つの危機
アーリーミドルステージへの資金調達
レイターステージでの資金調達
いよいよIPO!
日本にベンチャーを増やす処方箋
第2講 KEY POINT
第3講 ビジョンとアントレプレナーシップ
イグジットは何のため?
ベンチャーで最も重要なのは、ビジョン
ビジョンの三つの枠組み
着眼・突入・徹底
第3講 KEY POINT
第4講 儲けの仕組み
1%の着眼なくして、99%の突入、徹底なし
ブランドバッグから弁当屋まで、着眼の例
居酒屋とラーメン屋と弁当屋が儲かるには?
第4講 KEY POINT
第5講 着眼の技法
現場・現実・現物の三現主義
WHO、WHAT、HOWの三軸で考える
バリュー(パフォーマンス/コスト)
ヒット商品番付で着眼の演習を
人間の最大の資質
第5講 KEY POINT
第6講 事業機会が潜む三つの「間」
ここまでの復習
三つの「間」に事業機会を見つける
人間と人間の「間」を繋ぐ
空間と空間の「間」を繋ぐ
時間と時間の「間」を繋ぐ
四つのアプローチ
第6講 KEY POINT
第7講 2050年、テクノロジーとスタートアップの旅
第四次産業革命
AI
IoTと5G
ビッグデータ
ブロックチェーンと仮想通貨、NFT
ロボティクス
VR、AR、MR、メタバース
iPS細胞とゲノム編集
3Dプリンター
テクノロジーから未来を想像する
第7講 KEY POINT
第8講 ビジョンをビジネスモデルに練り上げる
ビジネスモデルって何?
新しいビジネスモデルが既存のビジネスモデルに置き換わるとき
ビジネスモデルを考えるときの要素
学生起業家の先輩の事例から、ビジネスモデルを体感しよう
第8講 KEY POINT
第9講 ビジネスモデルケーススタディ
QBハウスのケース
JINSのケース
クックパッドのケース
第9講 KEY POINT
第10講 エンジェル投資家の視点
ピーター・ティールの20 UNDER 20 プロジェクト
あらためて言おう。最初は、みんな、ベンチャーだった
It’s your turn.さあ、きみたちの番だ。
ビジネスプランとピッチ用の提案書をつくってみよう
あとがき